--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012.06.05 22:21|ラン
2012年6月2日、通算19回目のウルトラマラソン(『年に一度の気力と体力の健康診断』)として、第22回阿蘇カルデラスーパーマラソン100Kmに挑戦してきた。

2009年の阿蘇の後、2010年のサロマ湖・玄海、2011年の阿蘇と、ウルトラ3連敗中だったので、もし今回も駄目だったら、もう二度と完走はできまいと危機感を持って臨んだ。結果は、62歳の最後の日を、3年ぶりの完走で締め括ることができた。それも、阿蘇の自己セカンドベストタイムの『12:14』というおまけつきで。
(ちなみに過去の阿蘇実績は、①2004年11:59 ②2007年12:26 (③2008年62Km) ④2009年12:21 (⑤2011年84Km))

今回は文字通り背水の陣として、去年まで以上に、下記の点に力を入れてきた。
①アップダウンコース中心の練習;地元の山(火山・彦山・立石山・宮地岳・可也山)を練習の中心に据えてひたすらアップダウンコースを走った。練習量も、距離よりも時間で捉えるように切り替えて、3カ月間で計100時間弱走り込んだ。
②筋トレによる肉体改造;週3回のランに加えて、週1回ジムで筋トレに励んだ。ウルトラは走力よりも総力と、徹底的に体作りをした。その結果、体重は63Kg台に、体脂肪率(アスリートモード)は初めて1桁台にまで絞り込んだ。Body Buildingの世界でいうDefinitionは学生時代以上になったのではないか。

ここまでやった(やれた)のは、もう後がないという思いもさることながら、一昨年サロマを一緒に走ったKさんのことがあった。Kさんは、今年67歳にしてウルトラに再挑戦(富士五湖100Km)し、見事に完走をやってのけた。それも5カ月月間300Kmを走ったというから、驚きだ。負けちゃおれんと、大いに刺激を受けた。
これだけやって駄目だったら、100Kmはもうギブアップという思いで、やってきた。
去年は前日に62歳の誕生日を迎え、「誕生日祝え己の完走で」としたが、今年は
「誕生日 前祝するぞ 完走で」

さて、レースを振り返ってみると、

~10Km;1時間0分(計画1:05、去年1:00、自己ベスト時1:00)
今回も、完走への思い入れが強く、スタート地点ではかなり前の方に並ぶ。今回はとにかく完走することだけを考え、制限時間13時間半完走ベースの計画を立てていたが、いざ走り出すと、高ぶる思いで前のめりになり、いいペースになってしまい、気が付けば10Kmをちょうど1:00で通過。早くもSAC(志摩アスリートクラブ)のTシャツを見て、Yさんの仲間から声をかけられる。
「高ぶりで 計画無視の ハイペース」

~20Km;1時間1分(P1:05 L1:07 B1:01)
ペースを落とそうと思っていると、「阿蘇錬」に志摩三山巡りをしたSACのYさんと遭遇、暫く並走することになり、スピード調整は棚上げになる。去年は15Km過ぎから早くも変調をきたしたが、今年は快調だったので、清栄山を歩くための貯金をしようと、そのままの勢いで走る。結果はほぼイーブンの1:01。ちと早過ぎると思うものの、不安はない。
「好調の 兆し感じる 並走で」

~30Km;1時間14分(P1:20 L1:23 B1:10)
清栄山を登り始めると、スタート会場で見掛けた見覚えのある女性を発見。「ひょっとしたら春日部陸友会のYさんでは」と声をかけると、ビンゴ。なんとこんなところで、昔の仲間に出逢うとは。お互い奇遇に驚き、ランとウォークを混ぜながら、旧交を温めつつ、標高差約300mの坂を登る。いつもより苦しさを感じることなく、気が付けばあっけなく峠越え。やっぱり阿蘇錬の成果か。Yさんと暫し旅は道連れでいこうとなる。下りはスイスイで、貯金を使うどころか、貯金が増えることになる。まさに嬉しい誤算。
「旧友と 難なく越える 清栄山を」

~40Km;1時間6分(P1:15 L1:19 B1:06)
アップダウンを繰り返しながら、コース上最高地点へ向かうが、清栄山のダメージも感じることなく快走。去年は貯金を使い果たし借金に転落したが、今年は貯金を積み上げ、精神的に余裕が生まれる。去年とは違うぞと実感する。
「貯金を 積み上げ余裕 生まれけり」

~50Km;1時間4分(P1:15 L1:11 B1:03)
延々と続く下りにランニングハイすら感じる。42.195Kmも余裕の通過。去年は50Kmラインを通過したのが、50Km組がスタートする11:00ちょうどだったが、今年は10:25と35分も早い。貯金も40分溜まり、これならいけそうだと思い始める。
「いけそうと 感じ始める 中間点」

~60Km;1時間20分(P1:32 L1:36 B1:25)
50.8Kmのエイドでは、蕎麦・おにぎり・スイカ等々をガッツリと食べる。胃腸も絶好調。サロマでお目にかかった鹿児島のUMMLerが応援に来ていて、声をかけてくれる。家内に「今年は完走できそうだ」と電話を入れる。前半結果的にペースメーカーになってくれていたYさんが、なんとここでリタイアするという。彼からパワーをもらいうけ、SACのTシャツ・デビュー戦、その名を汚してなるものかと決意を新たにする。貯金はたんまりあるが、まだまだ油断大敵と、着替えもせずに、14分でエイドを後にし、後半戦突入。この10Kmも、休憩タイムを除けばネット1:06と、イーブンペースを持続。いけるぞ。いくぞ。
「胃袋も 絶好調で 食いあさり」
「Tシャツの クラブの名誉 背中押し」
「リベンジへ いけるぞいくぞ 後半戦」


~70Km;1時間20分(P1:28 L1:34 B1:17)
自分にとっては毎度一番苦しいところで、案の定体が思うように動かなくなり、ガクンとスピードダウン。ダラダラとした上りが続くため、気分も滅入り、歩きも増えてくる。貯金があるので、無理をせずに、トボトボと歩いては走りを繰り返しながら進む。去年は関門を気にしながらの行軍だったが、今年はゴールタイムの皮算用が始める。なんと自己ベストの2004年の時と1分しか違わないのに気がつき、急に色気が出てくる。かくして、完走からタイムに関心が移る。
「正念場 歩いて走り 我慢の子」
「関心が 完走よりも タイムへと」


~80Km;1時間22分(P1:28 L1:16 B1:24)
しんどい区間が終わると、再び体が動き出すようになる。ただ景色が劇的に阿蘇らしくなる80Km手前の上りは、さすがに一気には駆け上れない。去年は84Kmの関門をクリアしようと、必死に激走したところだが、今年は時間的余裕があり過ぎて逆に駄目。唯一去年の実績を上回る区間になってしまう。それでも、自己ベストを上回っている。
「阿蘇だ阿蘇 ここまで来ねば 価値がない」
「前回の 激走区間 思い出し」


~90Km;1時間27分(P1:28 L- B1:19)
去年は阿蘇の雄大な景色を愛でる余裕などなく、ただひたすら84Kmの関門目指して突っ走ったところを、今年は景色を堪能する。そしていよいよ魔の関門へ。去年10秒に泣いたこの関門をクリアすることを目標にしていたので、感無量。電光掲示板を見れば15:02、なんと去年より1時間以上早い。そこで家内に電話で完走宣言。孫から「ジイジ、頑張って」の声を聞きたかったのに、ただおちゃらけるだけ。
関門を過ぎればじきに下りに入ると思い込んでいたが、まだ3Km以上もあるという誤算。おまけに道路がでこぼこで、さすがに足がいうことを聞かなくなってくる。一度危うく躓いてこけそうになる。漸く待望の象ケ鼻の下りに入るも、足がガクガクし、気分良く下れない。結局唯一計画に近い時間を要した区間になってしまう。ひょっとしたら自己ベスト更新も…などと考えたが、やはり甘かった。
「これぞ阿蘇 景色を愛でる 余裕ラン」
「自己ベスト 夢が消えてく 象ケ鼻」


~100Km;1時間20分(P1:28 L- B1:11)
景色はいいが、うんざりするような長~い下り。下界はまだかまだか。やっぱりここまで来ると、足のダメージも相当なもので、苦悶の下り。やっと平地に降りてみればみたで、今度は足が重い。足を引きずるようにして、その分できる限り腕を振ってゴールを目指す。距離表示が1Km毎になるが、どんどん長くなる感じ。ついにあと1Kmの表示。ゴールが近づき、ビクトリーロードでは大勢の人が盛んに声援を送ってくれる。後半あちこちで声援してくれたランザローテの面々もいる。ああ、ついに帰って来られた、もう駄目かと思っていた完走が目の前にあると思ったら、こみ上げてくるものがあり、ゴールが涙でかすむ。
「象ケ鼻 下界はまだか 膝笑い」
「1キロが 段々長く なっていく」
「声援に 応える顔は ゆがんでる」
「見えてきた 涙にかすむ ゴールテープ」


ゴールイン。完走メダルをかけられ、同行のメンバーに祝福される。3年ぶりの完走、あきらめかけていた完走の復活。アー、ついにやったぞー。言葉では表しきれない喜びだ。この感激は初めてウルトラを走った時と同じくらいかもしれない。苦しかったこと、辛かったこと、すべてが報われる瞬間だ。この達成感はもう堪らん。
「苦しみが ゴールテープで 喜悦へと」
「完走の メダルを懸けて 凱旋だ」
「これだから やめられません ウルトラは」


今回の勝因は、なんといっても前述の①と②だ。前半約5時間半(1:05/10Km)、後半約6時間45分(1:20/10Km)をそれぞれほぼイーブンペースで走り切れた。ただ、それ以外にもいろいろ好条件に恵まれた。
③絶好のウルトラ日和;曇一時小雨がぱらつき、気温も20℃まで上がったかどうか。
④前半のペースメーカー;Yさんが結果的に絶好のリードしてくれた。
⑤SACのTシャツ効果;初めて着用して臨んだレースだけに、SACの名誉を傷つけたくなかった。また何人かのランナーに声をかけられ、Yさんのランザ仲間からも声援をもらい、SACの認知度が高まっているのを実感した。

かくして多くの要因に助けられ、連敗に終止符を打ち、出来過ぎのタイムで完走が復活した。去年から念じ続けてきたNever never never never give up.が、ついに実を結び、ウレシカー。
「あきらめるな 夢が実現 するまでは」
「蘇る ジイジまだまだ やれるばい」


これで、ウルトラの通算成績は14勝5敗(1996年から16年間)。次はいよいよ20回目となり、春日部陸友会の長老といわれたNさんに並ぶことになる。かつてははるか彼方に見えていた領域に手が届く。白星で飾りたいものだ。

○○●○○○○○○○○○●○○●●●

≪参考≫
コース;下記のP.6
http://www.aso.ne.jp/~koiki/03_event/pdf/marathon_22nd_guide.pdf
昨年の憾走記;
http://bungaraya.blog96.fc2.com/blog-date-20110606.html
スポンサーサイト
05 | 2012/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

ブンガラヤ

Author:ブンガラヤ
海あり山あり田畑ありの自然豊かな田舎を第二の故郷として、半農半Xで、アンチエイジングの闘いをしています。
「年に一度の気力と体力の健康診断」として、ウルトラマラソンを走っています。戦歴;15勝5敗
道楽;野菜作り・川柳・蕎麦打ち
bungaraya;マレー語でハイビスカス

マラソン

糸島観にマラソン
2013年の予定
2月3日 糸島駅伝に志摩アスリートクラブ初参加
4月7日 さが桜マラソン(フル)
5月上旬 第6回志摩サンセットロードマラニック(50Km)
6月1日 阿蘇カルデラスーパーマラソン(100Km)
9月中旬 伊都国100Kmマラニック 
11月中旬 第4回糸島観にマラソン(30Km)

FC2カウンター

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

最新記事

リンク

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

TOEICボキャドリル(わんこ版)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。