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終わらざる夏

2010.12.26 14:32|読書
浅田次郎の「終わらざる夏」をやっと読み終わりました。
大分前にOさんから借りていたのですが、随分時間がかかってしまいました。
上下2巻でボリュームがあるだけでなく、最初の内読みづらくてペースが上がりませんでした。
いろいろな人物が脈絡もなく登場してくるので、ストーリーの流れが読めず、間を置いて読むと、ますます訳が分からなくなり、読み進むのが億劫でした。
しかし辛抱しながらある程度読み進んでいく内に、少しづつつながりが見えてくるようになります。
そしてあるところまでいくと、今度は急に先を読み進みたくなって、段々ペースが上がって行きました。
まるでビルドアップ走(ゆっくりの走りから徐々にスピード上げていく方法)みたいです。
終わらざる夏1

何はともあれ、「終わらざる夏」というタイトルの意味が、よーく分かりました。
まさか8月15日という終戦の日の後で、最北端の小島でこんなことが起きていたとは知りませんでした。
作者はかつて陸上自衛官だった時代に、「明らかに戦争が終わってから始まっているという点に、異様な印象を受けた」そうですから、実に長い構想の果ての作品ですね。
横山秀夫の「出口にない海」でも戦争の悲惨さを思い知らされ、今回もまた深く戦争について考えさせられましたが、それにしてもこの本では「なんでこんなことが起こらなけりゃならないんだ…」という思いが拭い去れません。
悔しい、本当に悔しいですね。
北方領土問題も考えさせられます。

登場人物はそれぞれの人生を戦争によって翻弄されながらも、皆どこかに言い知れぬ魅力を醸し出しています。
絶望や虚無に走っても不思議でないのに、皆しっかりと生きています。
私は戦争を知らない世代ですが、戦争のないことのありがたさを、噛み締めなければならないような気がします。
多くの人に是非読んでもらいたい本です。

お終いは川柳…。
雪舞う朝吐く息白く爺走る
 今朝も暗い内から走り出しましたが、雪が降っていました。
関東の冬晴れ恋し玄界灘
 九州北部は裏日本のため冬場は曇天の日が多く、空っ風が冷たいけれども、晴天の日が多い関東が恋しくなります。
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プロフィール

ブンガラヤ

Author:ブンガラヤ
海あり山あり田畑ありの自然豊かな田舎を第二の故郷として、半農半Xで、アンチエイジングの闘いをしています。
「年に一度の気力と体力の健康診断」として、ウルトラマラソンを走っています。戦歴;15勝5敗
道楽;野菜作り・川柳・蕎麦打ち
bungaraya;マレー語でハイビスカス

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糸島観にマラソン
2013年の予定
2月3日 糸島駅伝に志摩アスリートクラブ初参加
4月7日 さが桜マラソン(フル)
5月上旬 第6回志摩サンセットロードマラニック(50Km)
6月1日 阿蘇カルデラスーパーマラソン(100Km)
9月中旬 伊都国100Kmマラニック 
11月中旬 第4回糸島観にマラソン(30Km)

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