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初めてのサロマ湖、70Kmで撃沈

2010.07.08 16:53|ラン
2010年6月27日、通算16回目のウルトラマラソンとして、第25回サロマ湖ウルトラマラソン100Kmに挑戦してきた。

「年に一度の気力と体力の健康診断」は、九州移住以来6月初旬の阿蘇を恒例にしてきたが、今年は旧友Kさんがサロマで初のウルトラに挑戦するというので、サロマまで遠征することになった。日本のウルトラの元祖を一度は走ってみたいと思いつつも、関東在住時でも「遠い」ということで、参加を見送ってきた。今回のチャンスを逃すと、もうないだろうということで、思い切った。また北上する一方のKさん(出身福岡→東京→福島→(岩手))と一緒に走る機会も滅多にあることではないと思ったので。阿蘇が口蹄疫問題で中止に追い込まれたことからすれば、阿蘇の代わりにサロマにしたのは、結果的に正解だった。

Kさんとは1998年にマレーシアで知り合い、現地で一緒に練習をしたり、レースに出たりしたものだ。彼は2004年に胃癌を克服した後も、日本百名山に挑戦し続け、残すところ7座、今夏でついに達成の見込みだ。サブスリー経験者の彼のもうひとつの夢が、ウルトラマラソン完走。私のウルトラ(富士五湖と奥武蔵)の応援に福島県から駆けつけてくれたこともあり、今度は応援・恩返しという意味合いもあった。

6月25日;福岡-札幌便で飛び、新千歳空港でKさんご夫妻の出迎えを受ける。Kさんの車で宿泊地の旭川に向かう途中、美瑛町に寄る。からりと晴れ上がった青空の元に広がるカラフルな広大な景色を楽しむ。北海道には梅雨がないのを実感。

6月26日;目的地に向かう途中層雲峡に寄る。これまた感動の景色だ。スタート地点(湧別町)で受付を済ませ、ゴール地点(常呂町)へ移動。駐車場等を確認し、宿泊先の網走へ向かう。北見市で37℃を記録する猛暑(今夏日本初の猛暑日)で、翌日の気温が思いやられる。

6月27日;2時前起床、3時にゴール地点到着。驚いたことにすっかり夜が明けている。九州とは約1時間の時差を感じる。そこからバスでスタート地点に移動。会場内のウルトラマラソンのモニュメントの前で、UMMLerと記念撮影。
Kさんと2001年のペナン以来、同じスタートラインに立てた喜びを噛みしめる。今年はずっと腰痛に悩まされ、4月には肉離れをやってしまい、レースに出られるか心配したこともあっただけに、我ながらよくここまで来られたものだと思う。
今回はKさんの完走が最優先と考え、あえて後の方に並んでスタートを待っていると、サロマ9回目のUMMerから声を掛けられ、70Kmの関門をクリアできれ大概完走できる、私の計画表は理想的だといわれる。

5時スタート。参加者3千数百名の大群のため、動かず、動けず、結局スタートラインをクリアするまでに2分以上を費やす。その後もなかなかばらけず、最初の5Kmに38分もかかってしまう。遅れを取り戻そうと、ピッチを上げ、その後5Km-30分ペースで25Kmまで走り、少し貯金を作る。しかし、気温が上昇する中で、この20Kmを2時間で走ったつけが後で回ることになる。

当初せめて10~20KmまではKさんと並走しようと約束していたが、なんとなく並走が続く。その内にKさんが背中の痛みを訴え、ペースが落ちる。30Km過ぎだったと思うが、前を走っていたランナーが熱中症で倒れる。数人でケアをする内に、救護の車が見える。皆立ち去る中、救護班の人にバトンタッチするまで残り、5分以上ロスをする。
前日よりは雲が多いとはいえ、気温は上がる一方。Kさんの写真を取るためデジカメを持参していたため、かぶり水を我慢していたが、たまらずカメラをビニール袋に収めてから、冷水を頭からかぶり始める。ボーっとしていた頭が一瞬にしてスキッとする。また、真夏のレース、夜叉が池マラニックの体験から、氷をキャップの中に入れて走る。

40Km以降多少のアップダウンがあり、上りになるとKさんはウオーキングになるが、私は走って上り、カメラを構えてKさんを待つ。そんなことを繰り返しながら、55Kmの着替え地点に到着。Kさんにとっては、既に未踏の世界に入っている。この時点で予定より遅れているのに気がつく。私はTシャツだけ替えたが、Kさんのランパン以外全部替える。その間に家内に携帯で、まあなんとか完走できるだろうと報告する。ただ、だいぶへばってきていたため、ついつい長居をしてしまう。待機中の収容バスはもう満杯になっている。

さあいよいよ後半戦突入というところで、Kさんがもう少しストレッチをしたいから、先に行ってくれという。私も多少遅れが気になり、一足お先にと前に出る。
しかし、その後も気温が上がる一方で、暑さがボデイブローのようにきいてきて、思うように体が動かなくなり、ペースは落ちる。62Kmくらいから木陰に入り、ここでは元気を取り戻すが、また遮るものがない中に出ると、元の木阿弥に。
67Km地点では、もう3分の2終わったと自分に言い聞かせる。そして、70Kmが近づくにつれ、残りを1時間20分/10Kmで走れば、6時までにゴールに辿り付けられるだろうと皮算用をはじく。持ち前の後半のしぶとさが発揮できれば、それは十分可能だと信じていた。

ところが、ところが、である。69Kmの表示を過ぎた直後に目に飛び込んできたのが、「あと950mで70Km関門 13時45分」という標識。えっと思い、時計を見ればなんと13時40分を過ぎている。こりゃいかんと思い、慌ててギアを切り替え、必死のスパートをかける。あいにく緩やかの上り坂。電光掲示時計が見えた時には、すでに45分を回っている。結局約1分足りず、ゲームセット。天を仰ぐ。Oh My God!
悔やまれるのが、スタート前にもらった貴重なアドバイスを失念してしまったことだ。これまでの経験では、時間内完走が可能なら、途中関門で引っ掛かることはなかっただけに、真剣に考えていなかった。思わぬ落とし穴にはまってしまったものだ。なんとも不完全燃焼で、悔しい。
(ちなみに、制限時間は阿蘇13時間半vsサロマ13時間、阿蘇72.5Km-9時間40分vsサロマ70Km-8時間45分)

収容バス待ちをしながら、Kさんの携帯に電話をかけると、私がリタイアと聞いて驚きながら、姿を現す。網走市内から夕方ゴール地点にバスで出てこられる予定だった奥さんにも、来るの及ばずと無念の報告をしたという。私としては、奥さんにKさんのゴールシーンを見せてあげたかっただけに、二人揃って収容車とは大誤算であり、二重に残念無念。

バスでゴール地点に着くと、3時チョイ前でサブテンランナーがゴールしている。満足そうな表情でゴールするランナーを暫し見ながら、悔しさがこみ上げてくる。その内に、アナウンサーの笑い声が響き渡る。見れば前半折り返しコースで見掛けた仮装ランナー。完璧なまでのサラリーマンスタイルなのだ。ワイシャツにネクタイ、ダークスーツ、カバンまでぶら下げ、決まっている。これまでもさまざまな仮装ランナーを見てきたが、これは最高傑作。それにしてもこの格好で10時間強なのだから、恐れ入る。

その夜は完走祝勝会の予定が、反省会になる。もっと完走に拘り、計画に拘っていれば…という思いは拭い切れないものがある。また80Km過ぎのワッカ原生花園に足を踏み入れることができなかったことに悔いが残る。しかし、Kさんと一緒に55Km走れたこと、最高気温32℃(翌朝の新聞報道、また完走率は例年70数%なのが50%を切ったらしい)という過酷な条件のもとで、2人とも70Kmを走り抜けたことで、慰め合う。

6月28日;旅を続けられるKさんご夫妻と網走バスターミナルで別れ、高速バスで札幌へ。
夕刻旧友S君と20数年ぶりの再会までに時間があったので、近くの広大な北大キャンパスを1時間走る(約10Km)。

6月29日;早朝2時間市内観光をしながら、札幌市街地を2時間走る(約20Km)。これでサロマで残してきた30Kmを消化、3日がかりで道内を100Km走ったことになる。

時間が経てば経つほど、完走できなかった悔しさが強まる。
3回目の敗北で、通算成績は13勝3敗になる。
秋の玄海でなんとか雪辱を期したいものだ。
(Kさんも秋の大会を模索するらしい)
平成22年7月1日(木)

追記;
スタート時アドバイスをくれたUMMLer-Aさんは3分前に、60Kmあたりを並走したUMMLer-Mさん(鹿児島から、サロマ5回目)は13分前に、それぞれ70Km関門を通過されて、見事に完走(Mさんは11時間台!)。今後は、初めてのレースでは、経験豊かなUMMLerのアドバイスを重視し、後半はコバンザメのようにくっついて行くのが、得策と思う。途中関門要注意と合わせて、今回の教訓としたい。
平成22年7月6日
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プロフィール

ブンガラヤ

Author:ブンガラヤ
海あり山あり田畑ありの自然豊かな田舎を第二の故郷として、半農半Xで、アンチエイジングの闘いをしています。
「年に一度の気力と体力の健康診断」として、ウルトラマラソンを走っています。戦歴;15勝5敗
道楽;野菜作り・川柳・蕎麦打ち
bungaraya;マレー語でハイビスカス

マラソン

糸島観にマラソン
2013年の予定
2月3日 糸島駅伝に志摩アスリートクラブ初参加
4月7日 さが桜マラソン(フル)
5月上旬 第6回志摩サンセットロードマラニック(50Km)
6月1日 阿蘇カルデラスーパーマラソン(100Km)
9月中旬 伊都国100Kmマラニック 
11月中旬 第4回糸島観にマラソン(30Km)

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