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帚木蓬生の『三たびの海峡』

2011.12.06 22:22|読書
帚木蓬生の『三たびの海峡』を読み終わりました。
「閉鎖病棟」・「ヒトラーの防具」に続く三作目です。
実はこの作者の初めての本として、阿蘇100Kの時に読みかけていたのですが、どうもすんなり入っていけず、途中で投げてしてしまいました。
それが秋になって「閉鎖病棟」を読んで(この時も最初は馴染めませんでした)、この作家への興味が一気に膨らみました。

今回は長編の「ヒトラーの防具」を読んでいる途中で、Yさんがお勧めとして本を貸してくれました。
そして、2度目の挑戦でやっと読み切ったのですが、滑り出しは例によってペースが上がらなかったものの、すぐにグイグイ引き込まれて、どんどん加速し、最後は一気呵成でした。
スゴイ本です。
心を思いっきり揺さぶられました。

内容(「BOOK」データベースより)
「一度目」は戦時下の強制連行だった。朝鮮から九州の炭鉱に送られた私は、口では言えぬ暴力と辱めを受け続けた。「二度目」は愛する日本女性との祖国への旅。地獄を後にした二人はささやかな幸福を噛みしめたのだが…。戦後半世紀を経た今、私は「三度目の海峡」を越えねばならなかった。“海峡”を渡り、強く成長する男の姿と、日韓史の深部を誠実に重ねて描く山本賞作家の本格長編。吉川英治文学新人賞受賞作品。

筑豊炭鉱があったこと、そこには朝鮮人が働かされていたことは知っていました。
五木寛之の「青春の門」の「第1部 筑豊篇」でも描かれていました。
しかし、かくも凄まじい過去があったとは知りませんでした。
ストーリーの面白さも十分すぎるものがありますが、改めて「歴史」に興味をそそられます。
やはり我々は過去のこういうことがあったことを、知っていなければいけないと思います。
多くの日本人に読んでもらいたい本です。
「ヒトラーの防具」もそうでしたが、歴史から学んでいかなければいけないことが、いっぱいあることを、改めて思い知らされました。

予想もせぬフィニッシュには涙してしまいました。
感動しました。
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コメント

はじめまして。

帚木蓬生、私も好きです。
私は山本周五郎好きが高じて山本周五郎賞受賞作品まで読み漁っているうちに「閉鎖病棟」にめぐり合いました。
あと「国銅」や「逃亡」もよかったですよ。お薦めです。

ありがとうございます

安サラさん、ご訪問、コメント、ありがとうございます。
「安サラリーマン川柳」、いつも楽しく読ませていただいております。
自分は川柳らしきものを始めてまだ1年ほどのひよっこだけに、安サラさん始めブログ村の諸先輩の川柳には、いつも感心させられています。

帚木蓬生との出逢い、これは自分の今年の読書の中で、最高でした。
まだ3作しか読んでいませんが、お勧めの本も含めて、これからいろいろ読んでみたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
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プロフィール

ブンガラヤ

Author:ブンガラヤ
海あり山あり田畑ありの自然豊かな田舎を第二の故郷として、半農半Xで、アンチエイジングの闘いをしています。
「年に一度の気力と体力の健康診断」として、ウルトラマラソンを走っています。戦歴;15勝5敗
道楽;野菜作り・川柳・蕎麦打ち
bungaraya;マレー語でハイビスカス

マラソン

糸島観にマラソン
2013年の予定
2月3日 糸島駅伝に志摩アスリートクラブ初参加
4月7日 さが桜マラソン(フル)
5月上旬 第6回志摩サンセットロードマラニック(50Km)
6月1日 阿蘇カルデラスーパーマラソン(100Km)
9月中旬 伊都国100Kmマラニック 
11月中旬 第4回糸島観にマラソン(30Km)

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